4年目の醸造用ブドウの収穫
こんにちは、壮瞥町地域おこし協力隊のガスです。
10月の活動をレポートします。
4年目の醸造用ブドウ試験圃場
丹波ワイン株式会社様が壮瞥町で醸造用ブドウの試験栽培を始めて今年で4年目を迎えました。
樹の生育も進み、前年度の倍ほどの収穫量となりました。
収穫直前まで果汁の糖度測定を行っていましたが、
糖度も順調に上がり、冷涼な気候の地域特有の酸がしっかりと残ったブドウとなりました。
春の剪定から約7ヵ月間、
品質の良いブドウを育てるために様々な管理作業を行ってきましたが、
無事、収穫までこぎつけることができました。
収穫直前のブドウ
待望の収穫
10月23日、24日に行われた収穫には、多くのボランティアの方々も訪れ、
にぎやかな雰囲気となりました。
ひとつひとつ手作業で収穫していきます
試験圃場では、ピノ・ブランを中心に、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、
テンプラニーリョ、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、シェンブルガーを栽培しています。
ピノ・ブランは「北海道壮瞥 PinotBlanc sur lie」として2020年から(2019年収穫)発売されており、
フレッシュで活き活きとした酸味と果実味が感じられるワインとして、
ご好評をいただいております。
2021年産はどの品種も糖度、酸度ともに高く、香り豊かな深い味わいで、
高品質なブドウが栽培できていることを実感しました。
収穫したブドウはフェリーで京都の醸造所へ
壮瞥町の果樹園で栽培されたキャンベルともにトラックに積み込み、
フェリーで京都の丹波ワイン株式会社様の醸造所へと運ばれました。
トラックに積み込まれたブドウ
ピノ・ブランは「北海道壮瞥 PinotBlanc sur lie」に、
また、キャンベルは「壮瞥×丹波ワイン」のコラボワインとして、
来年リリースされる予定です。
昨年収穫したキャンベルを使用し、今年の3月にリリースされた「ST CAMPBELL-ROSE2020」
詳細が決まりましたら、このブログでもお知らせいていきますので、
発表までどうぞ楽しみにお待ちください。