2年目の『そうべつアウトドアネットワーク』
みなさんこんにちは。壮瞥町地域おこし協力隊の中岡です。
早いもので、令和2年2月24日に「そうべつアウトドアネットワーク」が発足して2年が経ちました。
1年目の様子をまとめた記事はこちらをご覧ください
壮瞥町の大自然を活用したアウトドアスポーツで地域活性化!
そうべつアウトドアネットワークは、壮瞥町内の様々な魅力ある「ヒト・コト・モノ」を繋げるネットワークです。
そうべつアウトドアネットワークは現在は任意団体であり、事務局は壮瞥町教育委員会内にあります。
メンバーは壮瞥町で活動する農家やガイド、NPO法人が運営するスポーツクラブのインストラクター、また、スキーやスノーボードインストラクター、旅館のオーナーなど13名のメンバーで構成されています。
令和4年度もスポーツ庁の補助を受けながら、メンバーが北海道内の様々なアウトドア体験会事業や先進地の視察を行い、町内の事業者と連携しながら、独立団体の設立を目指して準備を進めてきました。
令和4年度に行った事業を紹介します。
●募集型アウトドア体験会 7回
・令和4年6月9日 アウトドア体験会Ⅰ「ツリーイング、雪合戦体験会」
・令和4年8月11日 アウトドア体験会Ⅱ「町民歩けあるけ運動」
・令和4年8月6日 アウトドア体験会Ⅲ「SUP体験会」
・令和5年2月11日 アウトドア体験会Ⅳ「スノーシュー体験会」
・令和5年2月11日 アウトドア体験会Ⅴ「テントサウナ体験会」
・令和5年3月5日 アウトドア体験会Ⅵ「ウィンターアウトドア体験会×オロフレフェス」
主にインナー(町民)を対象としたアウトドア体験会を開催し、町内で実現可能なアウトドアアクティビティの調査と町有施設の有効活用調査などを兼ね企画しました。特に、壮瞥町の強みの1つである洞爺湖の景観を活用したSUP体験会が好評でした。
令和5年2月11日実施 スノーシューツアー令和5年3月5日実施 ウィンターアウトドア体験会
●受注型モニターツアー 2回
・令和4年8月25日~27日 都会に住む家族向けモニターツアー
・令和5年3月8日 果樹園スノーシューモニターツアー
アウター(町外)を対象とし、アウトドアスポーツやアクティビティによるスポーツツーリズムによる新たな誘客を図るためにモニターツアーを実施しました。首都圏在住のファミリーを対象に少人数のプライベートツアーを想定した形で実施しました。
令和4年8月25日~27日 都会に住む家族向けモニターツアー
●スポーツイベント
・令和5年1月5日~7日 スキー・スノーボードスクール
●全体会議 2回
●企画委員会議 3回
●道内視察 6回
●事業計画改定 2回
メンバー1人1人が真剣に話し合い、体験会や視察、モニターツアーの企画などを行いました。
1つ1つご紹介したいほど、内容の濃い実りある1年でした。
『そうべつアウトドアネットワーク』が目指すところ
支笏洞爺国立公園内に位置し、有珠山や洞爺湖などのとても美しい自然に囲まれた町、壮瞥町。
壮瞥町の魅力的な場所を多くの人に伝えるために、そしてアウトドアの可能性を見つけ出すために、壮瞥町ではスポーツ庁の補助を受けて、令和2年2月に『そうべつアウトドアネットワーク』が立ち上がりました。
壮瞥町に暮らす人々が、この先も豊かに暮らし続けるために、そうべつアウトドアネットワークの挑戦は続きます。
「そうべつアウトドアネットワーク」の最大の目的は、壮瞥町ならではの魅力を活かしたアウトドアスポーツを通して、地域を活性化することです。町民が地域でより楽しむ事ができることです。
町外の人々に壮瞥町を好きになってもらうことは持続可能なまちづくりに繋がります。
壮瞥町を「アウトドアスポーツ」の聖地に
現在すでに活躍している宿泊施設や観光・アウトドア分野の民間業者と、町が連携し、壮瞥町発祥の雪合戦や豊かな自然と友好都市フィンランドとの歴史を活用し、スポーツツーリズムの受け入れ体制を整えることはもちろん、今後も地域資源を活用したアウトドア活動を普及し、ガイドの育成、ショップ展開を通じて「アウトドアスポーツ」の聖地を目指します。
そして、体験型・宿泊型のアドベンチャーツーリズムのお客様向けの受け入れも視野に入れ、壮瞥町を知り尽くした経験豊富なメンバーが、お客様1人1人にあったオンリーワンのプランを創っていきたいと考えています。
これからもそうべつアウトドアネットワークの活躍をこちらでレポートしていきますので、どうぞお楽しみに。