そうべつ手帖

春の長流川探検&ロックバランシング!

みなさんこんにちは。
壮瞥町地域おこし協力隊の中岡です。

令和4年4月29日に壮瞥町子ども郷土史講座「春の長流川探検&ロックバランシング!」を開催しましたのでその様子をレポートします!

壮瞥町子ども郷土史講座とは?

子ども郷土史講座は町内の子どもたちを対象に、自分たちが生まれ育っている町の歴史やそれを取り巻く自然環境等について学習し、郷土に対する理解や郷土愛を深める講座です。今年でなんと40周年目に突入する、歴史ある社会教育事業なんですよ!

最近では、令和3年12月にフィンランドデイを開催しています。

今回は春の長流川探検&ロックバランシング!

春の芽吹きや動物の足跡を探しつつ、長流川に流れ着いた石を見ながら壮瞥町の歴史を知ろう!という目的のもと開催されました。
ガイドは火山マイスターの加賀谷仁左衛門先生と教育委員会の前川さんです。20220603_Na_rockbalance8.JPG


長流川到着!探検のはじまりです。

まずは自分の気に入った石を見つけて、加賀谷先生にそれがどんな石か尋ねてみます。
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グリーンタフ(長流川の下の基盤となっている岩)や火山岩(有珠山の噴火等でできた岩です)や頁岩(けつがん)(日本海の海底で、プランクトンなどの死骸が積み重なってできた岩です)など、模様や形を見ると、その成り立ちが分かります。
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子ども達は次から次へと石を見つけて、加賀谷先生に積極的に質問していました。
1千年以上前々~数十万年前に誕生した石達が、長い時間をかえてここにたどり着いたんですね!
普段何気なくみている石からも、この土地の成り立ちを知れるなんて、とても感動しました。


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チョークになる石を見つけて、大きな岩に惜しみなく落書きです。
子ども達が思いっきり落書きできる姿は微笑ましくなりました!
自然や異文化と触れ合えて最高でした!

今話題のロックバランシングにも挑戦です

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さて、お楽しみのロックバランシングのはじまりです。
ロックバランシングとはその名の通り、石をバランス良く積み上げる自然の遊びです。

みんな様々なアイディアでロックバランシングを楽しみましたよ。
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みなさんの作品を紹介します。
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そして、私が作ったのはこちら。
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(命名 『おさるの松茸』)

英語でおしゃべりも楽しみました

今回は令和4年4月中旬から壮瞥町で勤務を開始したALTのパーカー先生も参加してくれました!
小学生たちははじめは英語で話しかけるのを緊張していた様子でしたが、ロックバランスを一緒に楽しみながら食べ物やゲームの話など、頑張ってコミュニケーションをとっていました。
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壮瞥町の長流川でアウトドアを楽しむ

長流川は新緑に包まれて、とても気持ち良い場所です。
参加者のみなさんは、真剣にガイドの先生の話を聞き、熱心にロックバランシングにも取り組んでいました。
見逃しがちな足下の石ころや地形の事を教えてもらい、地球の歴史や人類の歴史まで、非常に幅広く深い内容を学習することができました。
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とても良い天気に恵まれ、素敵なアウトドア散歩日和でした。
そして、長流川の河川敷に転がる各種岩石の由来や歴史、特徴、また長流川沿いに見られる特異な地形などをガイドの先生の解説をもとに学び、新しい発見がいっぱいです!
皆さま、ぜひ遊びに出かけてみてください。
ただし、子どもの皆さんは、必ず大人と行動するように気をつけてくださいね。
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