そうべつ手帖

【地域ニュース】国道453号線 蟠渓道路「蟠渓橋」橋名板取付会が開催されました

こんにちは!地域おこし協力隊の鎌田です!

10月21日(火)、建設中の国道453号線 蟠渓道路「蟠渓橋」において、壮瞥小学校6年生の児童たちによる橋名板取付会が開催されました。

この取付会は、地域の将来を担う子どもたちに「まちづくり」や「インフラ整備」への関心を深めてもらうことを目的に企画されたものです。

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児童たちの文字が実際の橋名板に!

児童たちが書道の授業で書いた「蟠渓橋(ばんけいばし)」と、橋の下を流れる「長流川(おさるがわ)」、そして「令和7年7月完成」の文字が、蟠渓橋の橋名板として採用されました。

力強く丁寧に書かれた書をもとに製作された橋名板が、この日ついにお披露目されました。

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自分たちの文字が本物の橋に刻まれたことに、児童たちは「うれしい!」と笑顔を見せ、誇らしげな表情で橋名板を見つめていました。

ボルト締めに挑戦

お披露目のあとには、代表児童による橋名板のボルト締め作業が行われました。

この日は、実際に使用される橋の一部を式典会場に移動し、児童たちの手で取付作業が行われました。

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小さな手で工具をしっかり握り、力いっぱいボルトを回す姿に、会場からは温かい拍手が送られました。

作業後には記念撮影も行われ、児童たちにとって忘れられない貴重な経験となりました。

道路事業と地域の歴史を学ぶ

取付会のあとは、室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所の職員から、道路や橋がどのように造られていくのか、事業の説明がありました。

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国道453号線 蟠渓道路は、全長約5.4km。

その中心となる蟠渓橋は全長108m・幅9m・高さ15mの立派な橋で、橋げたは広島で製造され、船で北海道まで運搬されたそうです。

さらに、橋を支える橋台は地盤対策を施し、地滑りなどの災害に備えて幅を広く設計するなど、安全性を高めた構造になっています。

児童たちは資料や写真を見ながら、道路整備の工程や災害への備えについて熱心に耳を傾けていました。

また、郷土史に詳しい壮瞥町天文同好会の田中文夫会長による講話も行われ、蟠渓地区の歴史や地形、そして災害時における道路の重要性についても学びました。

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有珠山が噴火した際には、救助・復興活動や物資輸送の拠点となる道路の確保が重要になります。

蟠渓道路はそのルートとして大きな役割を果たすことが期待されており、児童たちは道路が地域の安心を支える存在であることを実感していました。

地域と未来をつなぐ橋に

児童たちの思いが込められた「蟠渓橋」は、まさに地域と未来をつなぐ象徴です。

橋名板に刻まれた文字のように、この橋がこれから長く地域の皆さんに親しまれ、安全で豊かな暮らしを支える存在となることを願っています。

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国道453号線 蟠渓道路は、令和7度中の完成を予定しています。

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