そうべつ手帖

特産品開発とその意義について

農商工連携協力隊の柏田です。

3月広報でお知らせいたしました 「農産物加工所EGAO」 にて、 (有)そうべつフレッシュプラザさんのりんごジュースを約3,000本製造する事ができ、 4月12日より農産物直売所サムズにて販売を開始し、 ゴールデンウイークの5月6日までに約1,200本の販売実績に至っております。



250613_kn_01.jpg農産物直売所サムズにて販売しているりんごジュース



ジュース製造の中で、 一りんごジュースは 「カビ毒 (パツリン) 」 対策が必要で す。
というのは、 このパツリンは殺菌処理を施しても死滅しないカビ毒です。

多くのりんごを観察する中で、 芯の先端からカビが発生し、 りんご本体の芯と種にまで派生するようです。

りんごジュースを製造する際は、 パツリンが混入しないように搾汁する事が肝心です。
また、 地元の特産品を地元で製造できたことについては、 当初の目標である製造原価をおおよそ20%低減することができました。

ここで生まれた原資は、 更なる特産品開発とそこに携わる事の出来る人づくりとして活用・発展してほしいものです。

特産品開発・6次産業化は一朝一夕に出来るものではなく、 単に作って満足しただけでは次には繋がりません。

消費者に購買していただき、 満足していただき、 シ ンボリックな商品となる事が重要であり、 それを果たしてこそ 「まち・ひと・しご と創生」 の 「壮瞥町総合戦略」 に繋がることとなります。

今年度も商工観光課にて 「新商品開 発調査研究・販路開拓支援補助金」 の募集を受け付けしております。

清涼飲料水製造などにご関心がある方はご連絡ください。
今後とも、 皆さまのご支援をよろしくお願い申しあげます。

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