そうべつ手帖

洞爺湖有珠山ジオパーク散策マップで巡る。「明治新山(四十三山)ルート)」

こんにちは、地域おこし協力隊の黒田です。 

 

洞爺湖有珠山ジオパーク散策マップの散策路(フットパス)紹介、前回「壮瞥公園と果樹園ルート」について紹介しましたが、今回は「明治新山(四十三山)ルート)」を紹介します。 
前回の記事はこちら

 

明治新山(四十三山)ルートは2017年のそうべつ手帖でも紹介されていて、マップは違いますが、こちらで紹介されているのも同じルートです。分岐の目印や駐車ポイントへのアクセス、帰りに利用できそうな壮瞥町の近隣日帰り入浴近隣グルメなんかも紹介されているのでとても参考になります! 

お役立ち情報はこちらへ! 

今回はジオ的観点から紹介していきます。 

特に、記事の最後に明治新山(四十三山)がどんな山なのか紹介していますのでご覧ください!
新たな試みで火山マイスターを目指す女の子に、ジオパークのことがちょこっと詳しくなる話「ジオちょこ話」として紹介してもらいました! 

 

ではまずスタート地点から。 

湖畔の公営駐車場の近く、有珠山側の道路わきに「洞爺湖畔を巡る道II」としてフットパス案内の看板が立っているのでこちらを目印にゲートを見つけてください。 

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ゲートを越えて川沿いの道を進んでいきます。 

この川、コンクリートで固められた人口の川で流路工と呼ばれるものですが、噴火による泥流被害を軽減するためのもので、普段、水は流れていません。生きた火山である有珠山周辺には砂防ダムや流路工がたくさん設けられています。 

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流路工の途中で左へと進路が変わり、ここから山道スタートです。 

少し階段を上った後、石畳で整備された山道が始まるのですが、ここの雰囲気がとても良いです。ぜひ森の呼吸を感じてください! 

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石畳の道が終わったところで林道とぶつかります。 
ここからはしばらく砂利道の林道を歩くことになります。 

このフットパスは分かりにくい分岐もありますが、各所に看板が立っているので、地図と看板を頼りに進んでください。 

 

林道は単調な砂利道といえど侮れません。しっかり森の中なので鳥の声が響いていたのですが、ふと気づくとコッコッコッコッと特有の音が・・・、アカゲラです! 

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頭の後ろの特徴的な赤が、生い茂る葉の間をすり抜けていき、単調だと思っていた道が急に色づいて見えました! 


散策マップの分岐④で再び山道に入ります。ここの分岐はループになっていて、どちらからでも山頂にたどり着けるのですが、今回は右ルートを選択しました。少し進むと、左側の生い茂った木々の向こうが崖のように落ち込んでいるのが分かるのですが、実はここ、すり鉢状の火口の縁に当たります。
明治新山の噴火活動でできた火口はなんと
45個もあり、ここの火口は第20火口という名前がついています。45個のうちのいくつかをこのフットパスで確認することができます。 

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散策マップ分岐④から右を進み、分岐⑤へ至る途中に3段ほどの石畳の段差があります。ここの北落ちの段差は実は断層です。火口以外の噴火による地殻変動が観察できるポイントです。 

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山頂へ向かう途中、噴気孔を観察できる場所があります。このフットパスのハイライトです。季節によっては蒸気が噴出しているのがはっきり見えるのですが、見えなくても少し手を近づけると暖かく、生きている山を実感できるポイントです。 

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山頂にたどり着くと展望台があります。しかし残念なことに、この展望台に上っても洞爺湖は木々の向こう側に透けて臨める程度です。明治新山ができた当初は木々はなく、そこから何十年もかけて樹木が成長し植生が回復した結果、見晴らしはなくなってしまったようです。 

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山頂からは降りていくと、途中、石畳の道や木の階段、砂利道の林道を挟みながらフットパスの西側のゲートに辿り着きます。ここからはコンクリートの道路を下ってスタート地点に戻ることになります。フットパスのゲートを越えてすぐ、真っさらな砂防ダムを観察でき、ダムから洞爺湖までの流路工の右側がルートになります。このダムや流路工も噴火による泥流被害を軽減するためのものです。 

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スタート地点に戻って今回のフットパスは終了です。 

火山と共に生きる知恵を観察できるのもおもしろいですね。 

 

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※ こちらのフットパスについてもっと詳しく知りたい方は、洞爺湖有珠山ジオパークガイド01「四十三山(明治新山)ルートを歩く」ぜひご覧ください。こちらは有珠山ロープウェイや三松正夫記念館などで購入可能です。 

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